INTERVIEW-04

調整能力が最重要な仕事と 日々実感しています。

オペレーションセンター 大阪生産管理チーム チーフ

B・S

2021年4月新卒入社

2021年4月に新卒で入社、
中部地区の施工管理職を経て
2023年4月に大阪の生産管理職に配属。
現在に至る

配属経緯、仕事内容

配属後はチーム長指導のもと、実際の案件を取扱いながら施工図の取りまとめや発注業務の流れを学びました。配属後2カ月経過後あたりから担当物件を受け持ち、一通りの流れを経験し終えたのは2023年の年末頃でした。

仕事の流れとしては、設計部署より構造図を受領した後、当社の協力会社に施工図(鉄骨、外装、建具等の図面)の作成を依頼します。作成された施工図をチェックし、納まりは問題無いか、不整合な箇所が無いか等を確認していきます。その後、元請様の最終確認を経て、部材や加工の発注業務に移ります。また、並行して価格の取決めを進めます。

初めは小規模のTiO(規格型)を扱い、今年度からはTREO(自由設計型)も担当するようになりました。来年度からはNEO(規格進化型)も担当していく予定です。

一緒に働く人はどのような方々ですか?

協力会社の方々とのやり取りが中心です。施工図の取りまとめから部材の手配、製作、加工まで、進め方によっては物件の損益にも大きな影響が出ますので、綿密なやり取りを心がけています。

また、取引先である元請様の影響も大きいです。元請様での図面チェックバック、承認をもって各種手配を進めていくため、変更・修正内容を早期に適切に取りまとめていただけるとその後の発注作業等がスムーズに進みます。一方で、保留事項がなかなか決まらない場合や、承認後の変更が生じると、手戻りや変更対応等で現場への負担増に繋がることもあります。

どのような技術、スキルが求められますか?

最も大事なのはコミュニケーション能力です。関係者との調整能力が最も求められる働き方だと日々実感しています。

また、物件、図面の理解力も重要です。図面上は成立していても、施工が困難な納まりになっていないか、手配の見落としが無いかを確認する必要があります。その為、施工管理職として中部地区で勤務した際の経験が今でも役に立っています。

尚、それぞれの部材の納期を把握しながら発注管理を行う為、スケジューリング能力も重要です。標準的な納期は予め決まっていますが、仕様によっては長くかかる場合もあります。特殊なものは協力業者にも確認を取りながら進めています。

当社のシステム建築商品について

施工管理職として勤務していた頃は、施工段階での工期短縮を実感する場面が多くありました。生産管理職に就いてからは、様々な標準仕様・納めが取り決められているため、施工図の取りまとめにおいても省力化につながっていることを実感しました。
また、システム建築独自の仕様となる箇所も多くあるため、元請様等、社外の関係者がシステム建築を経験しているかどうかで、その物件の難易度が変化するという側面があるように思います。

今後について

現在はまだまだ周囲の指摘で見落としに気付くこともあります。もし、気付かずにそのまま進んでしまうと、施工時に変更対応や手戻り作業といった非定常作業が発生してしまうことに繋がり、非定常作業が発生することで事故等の災害リスクにもつながる恐れがあります。また、結果として担当物件の損益悪化にもつながります。
まずは、図面取りまとめ時に不整合箇所や納まりの検討不足箇所を残さず、自分のチェック段階でそれらを見落とさないようになりたいです。

求職者の方へ

私の職場では、業務内外を問わずコミュニケーションを取りやすい方が多く、普段から飲みに行ったり、共通の趣味で遊びに出かけることもあります。
デスクワークの為、電話やメールでのやり取りが中心となりがちですが、声をかけあって一緒に息抜きができるような関係性が働きやすさにつながっていると思います。

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