INTERVIEW-03
探求心を持って、 地道に試行錯誤し続けたい。
設計センター 東京設計チーム サブリーダー
O・R
2019年4月新卒入社
2019年4月に新卒で入社、
関西地区の施工管理職を経て
2021年4月に東京の設計職に配属。
現在に至る

配属経緯、仕事内容
設計職に配属された当時は、まず胴縁(外装材を受ける鉄骨部材)の割付検討を通じて部材の扱い方を上司に確認しながら細かく学びました。それから母屋材の配置、主架構の設計と段階的に複雑な設計を扱うようになり、二年間をかけて設計職としての基礎を習得しました。
構造計算に関しては協力設計事務所でのOJTで、一連の流れを経験する機会をいただきました。現在は全国のNEOを担当しています。
一緒に働く人はどのような方々ですか?
営業担当の方とのコミュニケーションが特に重要です。
設計担当の主な仕事は、実施設計に着手する為に必要な条件をそろえ、協力設計事務所に構造設計を依頼し、納品された構造図のチェックを行うことです。
計画的にプロジェクトを進めるには、営業担当者がお客様と諸要件を調整し易いよう、コミュニケーションを密に取る必要があります。
私の担当しているNEOは規格商品でありながら、お客様からも色々な要望を受けます。技術的な相談を受けることも多く、標準外の仕様となるような事例を含め、難しい内容に関しては上司からもアドバイスを受けながら進めています。
技術、スキルについて
設計職にはリスクを認識し回避できるスキルが重要だと思います。設計職の仕事は構造設計までですが、細部の納まりや取り合いについての想定を持てていれば、後工程でのトラブルを未然に防ぐことにつながります。
また、計画的にプロジェクトを進めるにあたり、営業担当者が設計範囲の区分けや不足資料の収集ができるように、設計担当の立場から、積極的に必要条件を整理して伝えるようにしています。

当社のシステム建築商品について
システム建築は規格商品ですが、NEOに関しては自由設計のTREOよりも規格基準が高いこともあり、協力設計事務所からは、シンプルな架構で設計し易いといった声もよく聞きます。
新商品の開発段階から一緒に仕事をしている組織設計事務所様では、当社の仕事を積極的に対応していただけるような関係性が築けており、そうした良好な関係の協力設計事務所を今後も増やしていきたいと考えています。
今後について
お取引先様とのコミュニケーションをとる上で、当社請負範囲外の構造知識も深めていく必要があると感じています。また、今後も経験を積むことで、様々な状況に対応し、提案できるような技術者を目指したいです。